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〜WaruNetとは その2〜

技術の米田です。今回は引き続きWaruNetの説明をします。
皆さん、劇場の照明ってどうなっているかご存知ですか?照明は舞台を様々な色で照らして盛り上げてくれて大事な要素なんですがどんな仕組みになっているかはあまり知られていないことかもしれません。
ほとんどの場合では図1.に示す構成になっています。舞台の後ろに照明さんがいて照明卓を操作します。卓にはスライダーが付いていてスライダーの位置によって明るさの強弱がコントロール出来るようになっています。照明卓と照明器具とはDMX512という規格で定められた有線の5pin信号線で結ばれ、この信号線を使って照明のレベル信号を送ります。ちなみにレベル信号の送り方もDMX512で規定されています。照明の電源はというと普通のコンセントからのAC100Vで供給される場合が多いようです。

light_system.png
図1.劇場の照明概略図


WaruNetでは信号線をワイヤレスにし、かつ電源をポータブルにすることによって役者が照明を運べちゃうようにしたものです。図2.がWaruNetの概念図です。

light_system2.png
図2.WaruNet概念図


照明を運べるようにする、と書きましたがWaruNetの適用範囲は照明だけにとどまりません。というのも図2.において照明を他の電気製品に交換することが出来るからです。例えば小型な扇風機などです。照明さんが遠くからワイヤレスで色々いたずら出来るようになります。

受信機の外観は写真1.の通りです。大きさは、WxDxH = 100x65x35mmでまぁポケットに入るかなといった程度です。電池は6.6V(実際に小道具に出力される電圧は約6.2V程度)で容量1600mAhのものを積んでおり、一般的な懐中電灯を2時間以上は点灯させることが出来る程度です。


receiver.JPG
写真1.WaruNet受信機外観


送信機の外観は写真2.の通りです。DMX512のinput端子があり、照明卓からの信号を受取り、無線化して受信機にレベル信号を送り出します。送信可能範囲については使用状況によって異なりますが劇場環境なら10〜20m程度です。浅草九劇での『純白』では上手の舞台袖に送信機を設置し、受信機を取り付けた役者は上手に下手にと動きまわりましたが問題なく運用できました。


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写真2.WaruNet送信機外観


中身は写真3.4.の通りです。


receiver2.JPG
写真3.WaruNet受信機中身

transmitter2.JPG
写真4.WaruNet送信機中身


WaruNetは今後、悪い芝居の演出の幅を広げるものとして有効に活用出来たらな思っています。

米田優


2017年11月09日(Thu)